綿入れ半纏の再生_2

前回記事の続きです。
残念ながら袖丈が半纏よりも着物の方が短くて、角の丸みも違います。



綿がもたついてしまいそうなのでほどくことにしました。



着物の縫い代が多めについていたので同じ長さにすることが出来ました。
丸みは同じ大きさに縫った後、縫い代側にもう１本縫って、厚紙で作った型を合わせて、
外側に縫った糸を引いて丸みを作りながらアイロンを掛けて固定します。





同じ丸みに出来上がりました♪





脇の下の部分に綿が挟んであったので同じようにしました。





襟の部分は芯材用に白い布が挟んであったので、着物についていた布を再利用します。
袖口の折り返し部分がバラバラにならないように縫い留めます。





肩の部分のオレンジ色の裏布は元の半纏のものを再利用して、やっと同じ形が出来ました。





裏返して綿を被せます。





半纏の表側になる方の脇と背中中央、袖の縫い代に綿が動かないようにしつけ糸で縫い留めます。





袖口、振り、身八つ口、襟をまつり縫いをして、裏表を留めます。





綿が一部分偏ってしまいましたが、、、一応無事に完成しました♪





紐通しもちゃんと付けましたよん。





まだ夜は肌寒いので、早速使っています♪
着物を半纏に替えてしまったことは、まだ母には内緒です。あらまぁって言われちゃいそう＾＾；

タグ：綿入れ半纏

コメント 14

綿入れ半纏、見事な完成、すごいです♪　角の丸みまで同じようになるなんて。
出来上がっていく過程、見ててとても面白かったです。
幾何学模様のおしゃれな柄ですね＾＾。
by Inatimy (2021-03-29 04:13) 

スゴイスゴイ！！
お見事です。。パチパチ！！
by 横　濱男 (2021-03-29 06:59) 

さすが、さちさん、、、、器用だーー
by あーちゃ (2021-03-29 16:13) 

こりゃ凄い！！
出来上がりが楽しみ〜♪
by そら (2021-03-29 19:17) 

今頃　さっと羽織れて軽くていいですね
良くできました。器用ですね
by きよたん (2021-03-29 23:18) 

昔はよく来ていました。それでも寒いと真綿を背中の部分にいれたりね。
by okko (2021-03-30 11:26) 

みちさん、ほんと仕事が丁寧・・・
昼間はかなり暖かくなってきましたが
寒暖差、激しいですもんね。
半纏、シックで素敵だわ〜♪
by AKAZUKIN (2021-03-30 12:16) 

半纏、重宝しやすよね。
まだまだ夜は冷えやすもんね。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-03-30 21:09) 

作っておられる過程を拝見して、母が夜なべに作っていた姿を思い出し、
とても懐かしくなりました。
こうやって改めて拝見すると、とても手間のかかる針仕事なのですね。
素敵に出来上がり、この寒暖の差の中、まだまだ重宝しますね。
by きまじめさん (2021-03-30 21:59) 

こんにちは。
型紙を使い「同じ丸み」ナイスに再現です。
綿が動かないように縫い留め、隠れた？大変な作業です。
完成、おめでとうございます。素晴らしい仕上がりです。
「紐通し」も良いアクセント色になっています。
以前の物と思いますが、馴染んでますね！？(=^･ｪ･^=)
by Boss365 (2021-03-31 01:35) 

素敵に仕上がりましたね。ご自分で作られたら喜びも大きいことでしょう。ただただ感心しています。
by JUNKO (2021-03-31 10:17) 

こんなに綺麗に！素敵ですね〜
まだ肌寒いですから大活躍しますよね^^
by リュカ (2021-03-31 11:04) 

着物を日常的に着られていることが素敵ですね。
綺麗に仕上がりましたね！
by kyon (2021-04-05 01:16) 

こういう手仕事ができる人って尊敬してしまいます。
（日曜大工的なコトをササっとやってしまう人とか）
昼間暖かくても、まだ夜になるとちょっと冷えたりするんですよねぇ。
by sakamono (2021-04-08 21:02)