沢井_3：「１０００万円以下のＭｙＨｏｕｓｅ」のその後：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

前回記事の続きです。予約した澤乃井の酒蔵見学の時間になりました。
清流ガーデン澤乃井園の中にある売店で名前を告げてから、地下道を通って酒蔵に向かいます。
「日本酒ができるまで」の説明が書かれている紙を貰って予約した人が集まるまで入口で待ちます。

杉玉は新酒が出来た時に毎年新しくするそうです。交換してからまだ数週間だそうですが、
日当たりが良いので緑色だったものがあっという間に茶色になってしまうそうです。

中に入ると真っ暗。目が慣れるまで時間が掛かりました。暗くて写真を撮るには厳しい（＞＜）
土壁で出来ているので外気温の影響が少ないそうです。

「元禄蔵」です。ここでお酒を貯蔵しています。
大きなホーローのタンクがたくさん並んでいて、それぞれのタンクに番号と容量が書いてあります。
酒税に関わるので検査に通ったタンクしか使えないそうです。
1日1合飲んだとしてひとつのタンクを飲み干すのに120年掛かるそうです。

こちらでお酒を絞ります。この日の作業はお休みでしたが。

酒粕は板状で出来上がるのだそう。

お酒に使われるのは「山田錦」普通のお米よりも少し大きいのですが、まん丸になるまで削ります。

削った粉は糠の部分は糠床等に、白い部分は米粉等に使われるのだそうです。

「明治蔵」です。発酵作業に使われていた場所です。

現在は梅酒を奥で作るくらいでほとんど使われていないそうです。
上で作業をする為に材料を運び入れた階段はとても年季が入っていました。

古酒を保管している棚。ぶれぶれ写真ですが＜（＿＿）＞

3年経つと独特な味わいになるそうです。好みがあるので「美味しい」とは言えないそうです。
以前苦情があったそう（＠＠）

外に出ると、お酒に使うお水を見ることが出来ました。奥の光っているところです。

見学の後に無料の試飲があるのですが、新コロナの影響で今はありません、残念。
他のお客さんからの「地震があった時、まず何を一番先に守りますか？」の問いに
「人命です。」とお答えしていました。若手職人がいないので大変ですとも言っていました。
酒蔵でも高齢化しているのですね。

最初に貰った紙に「日本酒の効能」が書かれていました。
①がん予防　②動脈硬化を防ぐ　③ボケを防ぐ　④骨粗鬆症を防ぐ　⑤蒸留酒より肝臓に優しい
1日2合が良いのだそうでビタミンB群をとりながら、休肝日をもうけて肝臓をいたわりましょう！
とのことです。