第七十回日本伝統工芸展：「１０００万円以下のＭｙＨｏｕｓｅ」のその後：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

ようやく彼岸花が咲きました。これを見ると秋が来たって感じがします♪

今年は行けないかも？と思っていたのですが、日本橋三越本店で行われた「日本伝統工芸展」の
最終日にようやく行ってきました♪

平日にも関わらず、たくさんの方がいらしていました。

ほとんどの作品は撮影OKとなっていたので気になる陶芸作品を撮ってきました。

まずは陶芸教室「一閑」の先生である集ちゃんの作品

『花文大鉢「椿」』　望月　集　東京都中野区

高台にまで繊細な心遣いを感じられます。

こんな形の急須を作ってみたい！

『入れ子泡瓶』　島村　光　岡山県備前市

日本工芸会奨励賞受賞作品

『彩泥線紋鉢「花びらだんす」』　宇佐美　成治　栃木県宇都宮市

黒地に色化粧土を重ねて線で彫る技法です。NHKの番組で紹介されていました。

色化粧土を使うの、今マイブームなのです。ちょっと真似してみようかしら？

繊細な模様に目がくらくらします。

『象嵌泥彩格子紋組皿』　土屋　美則　東京都町田市

志野焼の色あい、陶芸を始める前から好きでした。

『志野花器』　鈴木　健　岐阜県多治見市

桃色から紫色の変化が素敵です。

『灰釉彩鉢「千紫万紅」』　市野　秀作　兵庫県丹波篠山市

内側は銀色に光っていて外側はポップ柄！

『銹光彩鉢「Moon Pavilion」』　高橋　朋子　千葉県八街市

椎名さんの作品の、マットな感じが好きです。

『線刻文陶筥「時」』　椎名　勇　栃木県那須町

こんな大きな作品の白化粧ってどうやるのでしょう？

『白化粧線文花器』　小川　哲男　佐賀県佐賀市

薄い緑色から水色への移り変わり、不揃いな円の模様と楕円の形状も素敵！

『練込組皿「雨音」』　藤本　路加　広島県福山市

アップも撮ってきました。

藍の色の模様が好きです。

『吹墨扁壺「月下ニ穿ツ」』　太田公典　愛知県岡崎市

流した墨絵模様が綺麗、、、子供の頃に水に墨を浮かべて紙に写し取ったことがあります。

『琉球南蛮墨流し手大皿』　松島　朝義　沖縄県那覇市

大胆な錆色の模様も素敵☆

『鉢「荒虚」』　前澤　朋佳　愛知県名古屋市

釉薬の流れ具合が絶妙です！

『粉青瓷茶垸』　若尾　誠　岐阜県多治見市

丸い形が愛らしい♡

『金銀彩直弧文陶箱』　石原　祥嗣　福岡県宮若市

細かい細工を見ているだけでため息が出ます。

『練上絖律文壺』　西　功一　岐阜県関市

今回は図録も購入しました。

日本伝統工芸展の開催継続のためのクラウドファンディングが立ち上がったのですが、
それに参加をして公表を承諾すると、氏名が掲載されるのです。
日本伝統工芸展の図録に自分の氏名が載るなんて機会、滅多にありません♪
ほんの気持ちだけの参加なのに、五十音順なので最初の方に載っていて何だか申し訳ない気がします。
思ったよりも掲載された人数が少なかったので承諾されない方が多かったのかも。
ちなみに、図録の編集責任者は集ちゃんです。作品写真撮影の苦労話しを以前聞きました。
クラウドファンディングは予定金額をはるかに上回り、懸案事項だった作品を保管する為の
大きな倉庫を提供して下さる方も見つかったそうです。