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富山旅_11 [散歩]

江戸時代の面影を残す岩瀬にやってきました。
待ち合わせは森さん宅前で^^

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前庭が見えるガラスの扉です。手作りのガラスの微妙な歪みが素敵です。



国指定重要文化財の、北前船廻船問屋「森家」を見学しました。
ここでもガイドさんの説明を受けながら見て回ります。

畳の敷き方が変わっていて、川の流れを表していたり、

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囲炉裏の自在鉤に阿吽の「あ」と書いてあったり、その上の横木は末広がりの扇子の形だったり、



天井は高く吹き抜けになっていたり、

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土間の廊下が厚さ60cmの1枚岩だったり、

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囲炉裏の部屋の奥には大広間があったり、

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仕切りの襖を全て外せるように、柱も外せるとか。。。
どーやって?じっくり見たけどどんな仕組みか分からなかったです。



その奥には中庭を挟んで土蔵があったり、

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壁の細工がすごい!



2階には女中部屋があったり、

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なかなか見応えある建物でした^^
こんなに豊かなのは、江戸から明治時代に行われていた北前船による日本海交易で、
行きも帰りも荷物を運び、利益が2倍の「倍倍」になったからなんだそうです。
羨ましい限り!!

タグ:富山 岩瀬 森家
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コメント 13

kyon

変わった畳ですね。
襖はともかく、柱も外せるっていう理屈がわからないけど、なんかすごいですね!
by kyon (2017-06-21 23:48) 

(。・_・。)2k

柱外せるって 支えてないってこと?
それ凄い

by (。・_・。)2k (2017-06-22 00:10) 

yokotee

手間のかかった不思議な建物なんですね
廊下が一枚岩が一番かも
by yokotee (2017-06-22 00:28) 

engrid

土間の一枚岩、凄いですね、、
土蔵の窓の扉の眺めの一枚、素敵
ガラス戸の格子が大きく、美しいな
by engrid (2017-06-22 00:29) 

そら

昔の日本家屋って惜しみなく手間を掛けてますよね
だからこそ長い間存在して居られるんでしょうね!
by そら (2017-06-22 05:47) 

Inatimy

厚さ60cmの1枚岩・・・・どうやって運んで設置したんだろう^^;。
重量、すごいだろうなぁ・・・。
by Inatimy (2017-06-22 06:17) 

snow

北前船廻船問屋「森家」
光 光が素敵です! この光撮りにいくだけでも価値がありそう

どの作品も光の入れ具合が最高です
土間の薄暗さからの光 大広間から見える外の様子
最後はほんのり虹色に外はどうなってるのかな
どうしてこんな色なったんだろう…と興味が尽きません(^^)/
by snow (2017-06-22 07:28) 

なんだかなぁ〜!! 横 濱男

土間・・60cmの1枚岩ってのがスゴイですね。
持ってくるだけで大変。。
蔵の壁のデザイン・・当時としてはオシャレですね。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2017-06-22 08:06) 

DON

1枚目 幻想的で綺麗ですね~
柱無しで 持たせるのって
横梁に強度が有るのかなぁ(*_*)
by DON (2017-06-22 12:38) 

シー

畳の敷き方が面白いですね
なぜああいう風に敷いたのでしょう?不思議
by シー (2017-06-22 13:53) 

きまじめさん

北前船が裏日本にもたらした富の大きさは聞いてはいましたが、
この廻船問屋「森家」を見ていると、その贅を尽くした建物のすごさに
あらためていかにその富がすごかったのか思い知ります。
手作りガラスのあの歪みは何とも言えず素敵ですね。
by きまじめさん (2017-06-22 23:26) 

みち

kyon様
はい、面白い敷き方です。敷居の近くは幅が細かったり、、、
こちらも縁担ぎがあるみたいです。
船が戻ってきた時大広間で大宴会が行われたそうです。
その為に外せるように。強度的にもすごいと思います。

(。・_・。)2k様
この柱、大黒柱じゃないんですよっていう説明だったんですが、
この柱で家を支えてないってことですよね。
こんなにスパンが広いのに!

yokotee様
かなり拘りのある建物でした。大事にお手入れされ続けて
いるのでしょうね。
幅も長さもけっこうな大きさの岩でした。驚きです!

engrid様
説明を聞かないと分からなかったのですが、スゴイです!
繊細な作りの窓枠です。光が柔らかくて素敵でした。
ここのお庭にも出ることが出来たみたいで、、、
後から知りました(><)

そら様
特にお金と手間暇掛けて作られた建物のようです。
煌びやかさはないのですが、とても魅力的でした。
大事にお手入れされ続けているからこそ、
こうして今でも生きているのでしょうね。

Inatimy様
この建物は明治11年に建てられたそうですが、
人力では難しいですよね、どうやって、、、不思議です。

snow様
褒めてもらえて嬉しいです^^私に技はないので、、、
日本の家屋は室内が暗いので、逆光になっているところが
多いですね。最後のは、曇りガラスならでは、なんでしょうね、きっと^^

なんだかなぁ〜!! 横 濱男様
1枚板っていうのが信じられない大きさでした。
室内の装飾はあっさりした感じでしたが、蔵の扉は龍がいたりで、
しっくい技を駆使したのかデコデコしていました^^

DON様
ありがとうです。手漉きガラスの跡を撮ったらこうなりました^^
けっこうスパンが広い場所なんですけどね、
梁太かったっけな?覚えてないです^^;

シー様
畳で川の流れを表現しているみたいです。縁担ぎの意味があるようで、
面白いです。職人さんは大変だったでしょうね。
by みち (2017-06-22 23:47) 

みち

きまじめさん様
特に森家は大富豪のようで、当時の番付で確か3番目だったとか。
茶室に金庫が隠されていたのですが、その装飾も金色に光ってました。
微妙な歪みのあるガラスって趣があって好きです^^
by みち (2017-06-24 22:54) 

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