レオ・レオ二 絵本の仕事

Bunkamura ザ・ミュージアムで行われている
『レオ・レオニ　絵本の仕事』を観てきました。

息子にたくさんの絵本を買ったのに、実はレオ・レオニさんのはほとんど知らなかったのですが、
電車のつり革広告を見て、色彩に久しぶりに触れたいなぁと思い、
渋谷へ行ったついでに見てきました♪
金、土曜日は遅くまでやっているので嬉しいです＾＾


（絵本の挿絵も動画になっていました。）

４つのパートに分かれていて、とても分かりやすい展示でした。
絵本を実際に読めるコーナーがあったり、映像でちょっと遊べる空間もあって、
お子さんと行かれても楽しめると思います。

色鉛筆、コラージュ、油彩、ゴム版など、
さすがグラフィックデザイナーらしく、様々な技法を用いた原画は
決して派手な色彩を使っている訳ではないのですが、どれも美しく、
動きをとても感じます。

その上お話の内容も今でも通じるものがあって、まったく古さを感じません。

『マシューのゆめ』（1991年）は、マシューは両親に医者になって欲しいと思われていましたが、
美術館に行って心を奪われて、絵描きになりました。ってお話なんですが、、、私も実は…
母に看護婦さんになったら？って言われていたのですが、意に反して美大に行ったのでした。。。

『ペツェッティーノ』（1975年）や『せかいいちおおきなうち』（1968年）
『みどりのしっぽのねずみ』（1973年）
のお話の内容は、そうだなぁと思ってしまう内容でした。

『描かれた小石たち』をずーーーっと観ている若い男性がお二人いました。
後ろが詰まっているのにねぇ。。。
でも、顔を近づけて見てみたいって思うの、良く分かります＾＾；

お孫さんのお手元に残されているという、線画のドローイングもありましたが、
さり気なく描かれたように見えますが、とっても可愛らしかったです☆

…ひとつひとつ、解説したくなっちゃうほど、魅力的でした♪

図録と、恒例のマグネットと、絵本は買っても仕方ないと思ったので、
攻略本（？）を買ってきました＾＾



色彩に触れたいって思ったのは、実は宿題を抱えていまして、、、
会社で新しいカタログを作っている最中なのですが、
最初はメンバーではなかったのに（図面が必要な時はお願い！とは言われていたのですが。）
何故かいつの間にかメインメンバーになっていて、しかも表紙を任されてしまいました。
美大を出たからってグラフィックが得意！って思って欲しくないんだけどなぁ。。。
印刷会社の方が提案してくれた表紙なのですが、上層部から色使いを駄目出しされてしまい、
3案考えて再提出することに。。。

勤務時間中は出来ない状況なので、休みの日に自宅で、、、
まぁ、こーゆーことするの、嫌いじゃないですけどね。
息子が残していった絵の具と、学生時代に使っていた道具を押入れから出して。。。
それにしても「ターナーのポスターカラー」ってそんな良い物、息子が使っていたのね！
（賞を頂いた時の賞品だったかしらん？＾＾；）



私が考えると、どうも地味になってしまうんですよね～。

タグ：レオ・レオニ 絵本 色彩構成

コメント 4

研究熱心ですね（＾＾）　ﾎﾟｽﾀｰｶﾗｰきれい♪
こういうのってどうしても自分の好みになってしまいますよね、
上層部の方はどんな色が好みなんだろう..
私だったら自分と違うタイプの人をｲﾒｰｼﾞしてみるとか、
外の景色にいい色ないかな～ってｷｮﾛｷｮﾛ((（‥　）（　‥）))しちゃいそう（＾＾；
by めりー (2013-07-10 08:38) 

レオ・レオ二、スイミーだけ家に残ってますー。
保育所でも、いつも絵本をたくさん借りて帰ったなぁーとか
思い出したりして・・懐かしいです。
by ikuko (2013-07-10 14:51) 

「美大を出たからってグラフィックが得意！って思って欲しくない」解る解る。かつて絵を描いていたといっても、グラフィックはまた別ですよね。
by kuni (2013-07-13 23:43) 

↑
私は美大に行きたい人なので、いつでも羨望のまなざしです。
そっか逆にその考えは間違っていたのかもしれないですね。反省する。
色彩の話で言うと、私の畑もクラフト紙、要は段ボール印刷が主だったので、どうしても白濁食濁った色、暗い色を好んでしまいますね。
色彩の研修にも行った時に３種類の色を合わせてみるというのがあって、やっぱり刷り上がった色を想像して落ち着いた色の組み合わせが多かったのに気づきました。自分の肌の色もあると思うんだけど割と秋色？が好きかもな。
宿題がんばってね。とても楽しそうです。
by カエル (2013-07-21 14:19)